映画『メメント』を観てほしい <ネタバレ若干あり>

映画『メメント』を観てほしい <ネタバレ若干あり>

今回ご紹介するのはクリストファー・ノーラン監督の有名作『メメント』

レオナルド・ディカプリオ主演の『インセプション』や、ヒース・レジャーのジョーカー役が印象的な「ダークナイト・トリロジー」で知られるクリストファー・ノーランの2作目がこの『メメント』です。

以下、『メメント』のプロフィールです。

基本情報

原題:Memento

公開:2001年

上映時間:113分

スタッフ

監督:クリストファー・ノーラン

脚本:クリストファー・ノーラン

原作:ジョナサン・ノーラン

製作:ジェニファー・トッド   他

キャスト

ガイ・ピアース

キャリー=アン・モス

ジョー・パントリアーノ

 スティーヴン・トボロウスキー   他

あらすじ

ある日、自宅に押し入った何者かに妻を強姦され殺害された主人公・レナードは現場にいた犯人の1人を射殺するが、犯人の仲間に突き飛ばされ、その外傷で記憶が10分間しか保たない前向性健忘になってしまう。

復讐のために犯人探しを始めたレナードは、覚えておくべきことをメモすることによって自身のハンデを克服し、目的を果たそうとする。出会った人物や訪れた場所はポラロイドカメラで撮影し、写真にはメモを書き添え、重要なことは自身に刺青として彫り込む。しかし、それでもなお目まぐるしく変化する周囲の環境には対応し切れず、困惑して疑心暗鬼にかられていく。

果たして本当に信用できる人物は誰なのか。真実は一体何なのか。

Wikipedia参照

観てほしいポイント① 時系列

なんといってもこの映画の最重要ポイントは複雑な時系列でしょう。

『メメント』は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』のようなタイムトラベル作品ではありません。

ですが、鑑賞1回目は混乱すること間違いなし!

それくらい複雑で、類を見ない構成になっています。

公開から約20年ほど経った今、この時系列の運び方をすると99.9%の確率で「メメントやん」と言われてしまうと思います。

もうこの時系列の運び自体が『メメント』の特許のようになっているといっても良いですね。

その時系列の経過を分かりやすく書いてみました。

以下若干のネタバレです。

お分かりいただけましたでしょうか。

実際の時間の経過は、A-B-C-D-E-F-G-H-I-J-Kなのですが、

作中では、K-A-J-B-I-C-H-D-G-E-Fの順で描かれます。

つまり、物語のラストが冒頭シーンとなり、折り返し地点がラストシーンになるのです。

この構成は『メメント』の完全なる特許ですね。

ちなみに、時間通り進むA,B,C,D,Eはモノクロ、G,H,I,J,Kはカラーですので、どっちがどっちか分からなくなることは無いのでご安心を…

実際はこんな感じです。↓

観てほしいポイント② シンプルなストーリー

個人的には『メメント』の魅力はここに詰まっていると思います。

時系列が前後するあまり、”難しい作品”というイメージが先行してしまいがちな作品ですが、ストーリー自体はものすごく単純です。

もっといえば面白くないと感じる人もいるかも…

ストーリー自体は普通であるにも関わらず、ここまで多くの人を魅了するのはなぜなのか。

僕は、【見せ方】だと思っています。

シンプルなストーリーでも、構成の仕方次第で名作に化けるという例が『メメント』です。

是非観てみてください。

おわり

構成に唸らされること間違いなし!

『メメント』、是非ご鑑賞ください